オンライン面接（WEB面接）の準備できていますか？
新型コロナウイルス感染症をきっかけに、今では当たり前になったオンライン面接（WEB面接）。
授業や仕事で日常的に使って慣れているからと準備をしないで面接に臨んでしまい、失敗したという話を聞くこともあります。今回は、そんな先輩たちの体験談も交えながらオンライン面接について（環境・場所）お伝えしたいと思います。

面接を受ける環境と場所について

①安定した通信環境
　オンライン面接をスムーズに進めるために、まず大切なのは通信環境です。相談の中でも、通信環境が不安定なことで、声が途切れたりタイムラグがあったりする方がいます。何度も聞き直したりすると、お互いにストレスを感じるようになってしまい、これが面接であれば面接官への印象が悪くなる可能性もあるので通信環境を整えることは非常に大事です。

②静かな環境/人がいない（入ってこない）環境
体験談）オンライン面接を受けている最中に父親が部屋に入ってきてしまい、慌ててしまってその後の受け答えは上の空でうまくいかなかった。

体験談）平日の昼間はあまり家にいることがなく、面接の時間帯に近くで工事をしていることを知らなかった。面接中に工事の音が気になって面接に集中できなかった。

　自宅など人がいる場所で面接を受ける際は、事前に周りへ面接時間などを伝えることやドアの前に「面接中。お静かに！」と張り紙をするなど対策をしましょう。宅配便がきて呼び出し音が鳴ったという方もいたので、荷物が届く可能性がある場合は時間調整も必要！
　また、外工事などの音が気になることも。面接するのと同じ時間、同じ環境で準備してみることでわかることもあります。

③背景の準備（場所を決める）
背景の基本は「バーチャル背景を使わず面接を受ける！」です。
OKな企業もありますが、指示がない場合は、バーチャル背景を使用せずにできるだけ物やカーテンなどがない背景を選びます。そのような背景がない場合は整理整頓をしておくこと。自分が思っている以上に広範囲が映る場合もあるので、実際に使用するデバイスで確認をしておきましょう。背景からも人柄は伝わるので細心の注意を払って準備します。

体験談）事前準備の際、面接時間と同じお昼の時間に電気をつけて画面に映してみたら、顔が青く映っていてびっくりした。電気を消して外の明かりが入る場所に変えたら健康的な印象に変わった。夜に試したときには分からなかったので、試す時間も大切だと思った。

　場所を決める際は、明るさにも気を配りましょう。オンライン面接は、画面に映る見たままの姿が印象に残りがち。画面が暗いと実際よりも元気のない印象を与えてしまう場合もあります。自分が思っている以上に顔が暗く見えていることもあるため、ライトなどを活用し場所の工夫をするなど明るい印象になるように準備しましょう。日差しの入り方や天気でも明るさが変わり、画面に映る顔の印象が違います。また、アプリによっては設定の中に画面を明るくできるものもあるので、事前に調べて試してみるのもいいですね。

■オンライン面接（WEB面接）は環境や場所で大きく印象が変わります
可能であれば、面接と同じ時間や環境で準備することをお勧めします。周りの人に協力してもらい接続を試してみるなど、実際に繋げてみることで分かることもあるのでは？

さて、次回はオンライン面接（機材を準備する）です。　

地方の学生にとってオンライン就活は、就活にかかる時間や費用を抑えることができます。これまで参加を諦めていた遠方の企業説明会にも参加ができるようになりメリットも多いと思います。
だからこそしっかりとした準備を行いオンラインを味方につけて就活を乗り切りましょう！！！

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