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2023年7月31日

  • 就活ワンポイントアドバイス

インターンシップ参加に向けて vol.1

当事業所を利用している一部の大学3年生から、インターンシップの応募書類についてご相談を受けています。
少し前に、「夏のインターンシップ先を見つけませんか?」と、ヤングJOBサポートみやざきのブログで案内しましたが、皆さんいかがですか?

昨今では、インターンシップに参加したことのある学生は全体の8割に達し、お一人あたり平均で5社参加していることになると報道されました。それでは定義が変わった今、どのように進めたらよいのでしょうか?

今回から、2回に分けて、インターンシップについて、お話していきます。
今回は、インターンシップのメリットと、探し方についてです。
それでは先ず、インターンシップのメリットから考えてみましょう。

1.インターンシップに参加するメリット

①就職活動に慣れる

・早くから就職活動を始めている先輩や仲間と出会えるし、情報収集ができる
・先輩の就職活動の情報や経験を参考にできる

興味のある業界や企業を理解できる

・インタ―ンシップに参加すると、業界,企業,仕事への理解が深まる
・参加できる回数には限りがあるので、1年の時から始めるとよい

③優秀な先輩の行動を参考にできる

・インターンシップは、企業によって様々なプログラムが用意される
・参加している他の学生や先輩の取り組みを目にする機会もあるので、参考にできる

④社会人や企業の採用担当者と知り合える

・社会人や採用担当者とのコミュニケーションに慣れていると、就活を始めてからの緊張も小さくできる

⑤参加後の取り組み方について考える機会ができる

・インターンシップは参加しておしまいではなく、参加後の振り返りがとても大事
・参加した企業に対し興味を持ったなら、就職活動を開始するまでにできたことや足りなかったことなどを確認し、取り組んでいくとよい

【短期のメリット】
・企業について知ってもらう機会になる
・企業の魅力を伝えられる

【長期のメリット】
・応募学生の実力を見極める機会になる
・企業の業務について理解を深めてもらう

メリットがあることはわかりましたが、では、実際にいつ頃からどのように企業を探せばよいのでしょうか?

2.インターンシップ先の探し方

産学協議会によりインターンシップの定義が変更されてから、汎用的能力活用型は5日間以上、専門活用型は2週間以上の参加が必要になりました。昨今の就活事情では、大学3年生の春先からインターンシップへのエントリーを始めていて、この時期選考中の学生も多い様です。
大学1,2年生から参加できる内容もありますので、早い時期に仕事を経験しておくと就職先のミスマッチを防ぐこともできます。
インターンシップの中にはエントリーの時点で書類が審査されたりWEBテスト選考もあったり、最後はグループ面接だと言われた学生の方もおられました。

では実際の探し方について、説明していきましょう。

1)探し方について

①大学内の就職支援機関

・インターンは、紹介してもらえる学校もある
・大学とコネクションがあってOB・OGがいるケースも多いので、ほかの探し方より採用されやすい場合がある

②就活ナビサイトでインターンを探す

・サイトごとの特色を調べると、自分に合ったインターンが探しやすくなる

③スカウトサイトの活用

・スカウト型の就活サイトは、登録すると企業から学生に向けてオファーが送られてくるサービス
・特に近年では、学生との接点を求めてスカウト型採用サービスを活用する企業も増え、スカウト型の就活サービスの活用は就活生の中でも主流となってきている

④合同企業説明会,WEB説明会への参加

・インターンに関する合同説明会やweb説明会が開催されている時は、その場でインターン先を探してみるとよい
・いくつもの企業を一気に検討できるし、説明会でしか応募していない企業もある
・可能性や視野を広げるためにも、積極的に参加を!!

⑤企業のホームページ

・企業によってはナビサイトなどには掲載せずに、ホームページでインターン生を募集しているところもある
・インターン生の募集をしていない場合でも、問合せフォームなどから個別で連絡すると機会がもらえる可能性もある

では、色々な方法で見つけたインターンシップの中から、どのようにして参加先を決めていけばよいのでしょうか。

2)自分に合っているか

インターンは期間によって用意されている内容が大きく異なり、体験できる業務や参加するメリットも異なります。業界や職種が決まっていない時期は、希望する期間でインターンを選ぶのも方法の1つです。

①期間(短期と長期)

最短1日から長くなると、1年にも及ぶインターンもある

【短期のメリット】

・企業の雰囲気や社員の声を直接聞ける
・さまざまな業界や企業が見られて企業・業界研究にも役立つ

【長期のメリット】

・1年生から参加できるインターンシップがある
・社会人のマナーや仕事に必要な基礎知識を習得できる機会になる
・インターンで良い成果を残すと、早期選考の機会を与えられることもある

②業種や職種

・行きたい業界や職種が決まっている時は、それに合わせてインターン先を選ぶ
・たとえ参加した企業とは別の企業に応募しても、インターン経験は評価される
・業界の実情や仕事の内容、やりがいなど体験しているとより深い志望動機を伝えやすくなる

③インターンシップの内容

・ワークショップ型や社内見学、実際の業務体験など企業によってインターンの内容は全く異なる
・「社内の雰囲気を見てみたい」「就活の前にいろいろな職業を知っておきたい」など、目的に合わせてインターンの内容を選ぶこと

最後に

最近のインターンシップはエントリーの時点で書類が審査されWEBテスト選考もあるし、最後はグループ面接もあると聞いています。
就活に影響も与えるインターンシップは、就活の準備の中でも非常に大きなウェイトを占める活動の1つです。
自分に合ったインターンを選ぶことで、より自分らしい就活を進める手助けになります。
また、インターンシップの選考に漏れると本選考に申し込めないと思われている学生の方がおられましたが、採用試験の応募は可能です。
インターンシップへの参加は、興味を持った企業を深く理解し志望動機を深める役割もあります。しっかりと目的意識を持ってインターンの時間を過ごせると、ご自身にとってより有意義な体験になるでしょう。

(H🐕)

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