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2023年9月29日

配属ガチャとは

最近、就職活動のワードでよく耳にする「配属ガチャ」という言葉。

配属ガチャとは

新入社員が希望する配属先を選べず、どのような勤務地や職種に配属されるか分からない状況を、何が出るかわからない運任せのカプセルトイ(ガチャガチャ)やソーシャルゲームのガチャに例えた言葉

希望する部署へ配属されることが理想ですが、そうでない場合も多いのが採用後の配属です。
相談に来られる学生さんの中には「この企業のこの職種で働きたい」と話される方もいらっしゃいます。
しかし、総合職などの場合、どの部署へ配属になるかは適性や会社の人員計画など総合的な判断で決まるため、なかな希望どおりにならない事もあります。
実際、入社後に自分が思い描いていた仕事ではなかった事が原因となり、転職を考え相談に来られる方もいらっしゃいます。

いまできること

就職活動を始める準備として、「配属」について考えておくことも大事ではないかと思います。
想定される事を考え、整理しておくことでギャップを埋めることができる場合もあります。

☆企業を知ること

企業にとっても早期退職は避けたいこと。長く働いてもらいたいという思いから、細かく職種をわけたインターンシップの開催や、採用時にも細分化された職種応募をしている企業も増えてきました。このようにインターンシップや企業説明会・交流会に参加することで、想定できることも増えていくのではないでしょうか。
採用の段階で、社員との交流会を設けている企業もあるので、ギャップを埋めるために積極的に聞いてみてもいいかもしれません。

☆自分を知ること

自己分析をおこない自分を知ることで、やりたい仕事にマッチするようなアピールすることも大切です。
全国転勤がある企業へ就職を希望される方の場合、「転居を伴う転勤について」話しを聞くようにしています。転勤に対しての考え方、なぜ大丈夫だと思うのか、目の前のやりたい仕事と将来どういった働き方をしたいかなど「転勤」というワードから自分の価値観を明確にしていき採用後のイメージを持つことも必要ではないかと思います。

☆相談してみる

すでに働いている方は、悩んだときに上司に相談してみるのも手段の一つです。実際に相談したことで、経験を積んだ後に目指していた職種へ移動になった方もいらっしゃいます。
希望配属先へ行くための経験として違う部署で仕事をすることもあり、希望と異なる部署へ行っても経験の幅が広がると考えてみるのもいいのかもしれません。

最後に

本来は様々なことから総合的に判断して配属を決定しているので決して運任せの「ガチャ」ではないのですが、イメージの相違や先の不安から、そのように思う方も多いのが現状です。そう思ってしまわないように「いま、自分にできること」をやってみてもいいのかもしれません。

本格的な就職活動が始まった後は、時間に余裕がなくなり十分な準備ができないことも多くあります。
少し時間のあるうちからできることを積み重ねていくことでイキイキと働ける準備ができるといいですね。

(S🍎)

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